「説明会を開いても応募が来ない」のはなぜ?

かつては“採用活動の要”だった企業説明会。
しかし、最近はこんな声を多く耳にします。

  • 「Zoomで説明会をやっても、参加者が途中で退出する」
  • 「説明会は盛況だったのに、その後の応募はゼロ…」
  • 「どんなに準備しても“他社と同じ”と言われてしまう」

このような悩みは、もはや珍しくありません。
その背景には、学生の行動様式と価値観の大きな変化があります。


🧠 Z世代は「説明される」のを求めていない?

Z世代の学生は、情報を“受け取る”よりも自ら“取りに行く”行動が基本です。
SNS、口コミ、YouTube、ChatGPTなどを駆使し、自分に必要な情報だけを自ら選び取っています。

つまり、従来型の一方向の「説明会」は、情報が一方通行であり、非効率に感じられてしまうのです。

さらに、彼らが重視するのは“空気感”“共感”“価値観の一致”。
それは、PowerPointでは伝わらないのです。


💡「接点設計」の見直しが採用成功のカギに

学生が「企業に出会うきっかけ」は、もはや説明会だけではありません
むしろ、接点の質と設計の工夫こそが、選ばれる企業の分かれ目になっています。

ここからは、“今”の学生に合った接点設計=採用DXのポイントを紹介します。


✅ 採用DXで再構築すべき「5つの接点デザイン」

① オンデマンド接点:説明会は“いつでも観られる”に変える

従来:日時指定のZoom説明会
これから:短尺動画やアーカイブで、好きなタイミングで視聴可能に

→ 通学時間や深夜でも“ふと気になったとき”に見られるのがポイント。
→ TikTok的な編集センス、短さ・親しみやすさが重視される。


② 双方向接点:ただ話すより、“話せる場”をつくる

従来:企業が一方的に話す説明会
これから:社員と雑談できる小規模座談会チャット相談

→ 「カメラOFF」「顔出しなし」「テキストのみ」でもOKにすると参加率UP
→ 価値観を軸にした“共通点探し”の場づくりがカギ


③ 感情接点:情報ではなく“共感”を届ける

従来:会社概要・制度・理念の説明
これから:社員一人ひとりのストーリーに共感を促す

→ 失敗・葛藤・成長など、人間味あるエピソードにこそ心が動く
→ 「何を言ったか」よりも「どう感じたか」を重視する設計に


④ 偶発接点:計画的でない出会いをつくる

従来:就活サイトや予約制イベント
これから:SNSでの自然な発見、価値観診断からのマッチング、雑談Slackなど

→ “イベントっぽさ”が強いと構える学生も多いため、ラフな接点が◎
→ 「偶然見かけた」からの接触が好印象につながる


⑤ 継続接点:1回で終わらず“線でつなぐ”導線設計

従来:説明会 → 応募 → 面接 の一本道
これから:動画視聴 → 雑談 →LINEで接点継続 → 社員紹介 → 応募

→ 一人の学生と、複数のチャネル・タイミングで繋がる設計が効果的
→ データ連携やタグ付けなど、CRM的な視点も重要


📝 まとめ:「企業説明会」は、もはや“イベント”ではない

採用DXで大切なのは、テクノロジーを導入することではなく、「接点の質を見直すこと」です。

もはや、「一度で学生に会社を好きになってもらう」のは難しい時代。
点ではなく“線”で設計された接点を通じて、学生の感情を少しずつ動かしていくことが重要です。


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