■「頑張ってるはずなのに、なぜか何も感じない」
- 昔はやりがいを感じていたのに、今は無感情
- 朝起きるのがつらくて、会社に行くのが苦痛
- 休日もずっと疲れていて、何もやる気が起きない
それはもしかすると、「燃え尽き症候群(バーンアウト症候群)」のサインかもしれません。
■「燃え尽き症候群」とは?
燃え尽き症候群とは、過度のストレスや頑張りすぎにより、心身が限界に達し、やる気や感情のエネルギーを失ってしまう状態を指します。
特に、責任感が強く、人の期待に応えようと頑張りすぎる人ほど陥りやすいと言われています。
■ 燃え尽き症候群の典型的な3つのサイン
1. 【情緒的消耗】
- 常に疲れている
- イライラしやすくなった
- 些細なことに反応して涙が出る
2. 【脱人格化(無感情)】
- 仕事や人間関係に無関心になる
- 相手の感情に共感できない
- 「どうでもいい」が口癖になった
3. 【自己効力感の低下】
- 何をしても成果を感じられない
- 自信をなくす
- 「自分は役に立たない」と思い込んでしまう
■ 頑張りすぎる人の共通点
「燃え尽きる」まで自分を追い込んでしまう人には、いくつかの共通点があります。
- ✔ 人の期待に応えようとする傾向が強い
- ✔ 「迷惑をかけたくない」と思いやすい
- ✔ 完璧主義でミスを許せない
- ✔ 弱音を吐けない
- ✔ 断れない性格
一見、社会的には「優秀」や「責任感が強い」と評価されがちですが、自分の心の限界を無視してしまうリスクもあります。
■ 体と心が出す“限界のサイン”を見逃さないで
- 夜眠れない/朝起きられない
- 食欲がわかない or 食べすぎてしまう
- 頭痛・胃痛・息苦しさなど、身体的な不調が続く
- 好きだったことに興味を持てなくなる
- 周りと距離をとりたくなる
こうした「些細だけれど確かなサイン」は、心からのSOSかもしれません。
■ 「頑張らないと価値がない」は幻想
「休んだらサボってると思われる」
「もっとできるはずなのに、自分は甘い」
そんなふうに、自分を“追い立てる言葉”で日々を生きていませんか?
でも本当に大切なのは、「頑張ること」より「続けること」です。
限界を超えてしまっては、回復までに時間がかかってしまいます。
■ 燃え尽きないために、できる小さな習慣
- 「できたこと」に目を向ける
ToDoリストではなく「Doneリスト」をつけて、自分を認める習慣を。 - 1日10分、予定を入れない時間をつくる
脳も心も「ぼーっとする時間」が必要です。 - 「頑張りたい理由」を自分に問いかけてみる
誰かの期待ではなく、「自分の願い」に目を向けてみて。
■ 「話すこと」で、心の疲れが解けていく
燃え尽き症候群の回復には、自分の気持ちに気づき、言葉にするプロセスが欠かせません。
誰かに話すだけで、驚くほど心が軽くなることがあります。
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■ 最後に:あなたの「今」を守る選択を
「まだ頑張れる」は、危険なサインかもしれません。
本当は、「もう十分頑張ってきた」あなたへ――
心のエネルギーを取り戻す時間を、どうか大切にしてください。
