――“感じること”を取り戻すためのリハビリ

「感情が、よくわからない」

「最近、嬉しいとか悲しいとか、そういう気持ちが自分でよくわからない」
「なんとなく毎日がぼんやりしてる。でも、特に不満があるわけでもない」

そんなふうに感じたことはありませんか?

感情を抑えて生きることに慣れてしまった人ほど、
「自分の本音がわからない」という感覚を抱きがちです。
これは決して珍しいことではなく、むしろ“真面目に頑張ってきた人”ほど、
そうなりやすい傾向があります。

感情は「邪魔なもの」だった?

私たちは育つ過程で、無意識に「感情を抑える」練習を重ねてきます。

  • 「泣かないの、強い子でしょ」
  • 「感情的になるな、冷静になれ」
  • 「そんなに怒ったって何も変わらないよ」
  • 「空気読んで、今は笑っておこう」

そうして“社会の中で生きる術”を身につける一方で、
自分の中に湧き上がる感情を「なかったこと」にしてきたのです。

気づけば、悲しみや怒りだけでなく、喜びやときめきすらも鈍くなっている。
それは、感情を否定してきた証でもあります。

感情を“感じる”のには、筋肉がいる

感情は、筋肉と似ています。
使わなければ、鈍くなる。
感じなければ、わからなくなる。

たとえば――

  • 本当は悲しいのに「大丈夫です」と笑ってしまう
  • 本当は怒っているのに「まぁ、私が我慢すればいいか」と飲み込んでしまう
  • 本当は甘えたいのに「迷惑かけたくない」と言い出せない

こうして、“感じないこと”が癖になっていくのです。
でも、それは決してあなたが「冷たい人」「感情のない人」だからではありません。
むしろ、誰かを傷つけないように、慎重に生きてきた証拠なんです。

感情を取り戻す3つのリハビリ

では、どうすればもう一度、感情を取り戻せるのでしょうか?
それには段階的な「リハビリ」が必要です。

① 感情に“名前”をつける練習

「うれしい」「たのしい」「かなしい」だけではなく、
「焦り」「嫉妬」「虚無感」「寂しさ」「照れ」「安心感」など、
細かい感情に言葉を与えることで、自分の内側が少しずつ可視化されます。

たとえば今日の出来事に対して、
「どんな気持ちだった?」「それはなぜ?」と問いかけてみるだけでも、
感情を感じる力が戻ってきます。

② 安全な場所で“ちょっとだけ出す”

最初から全部をさらけ出す必要はありません。
大事なのは、安心できる環境で、少しだけ感情を出してみること

  • 本音を言っても大丈夫な人に話す
  • 日記やスマホに気持ちを吐き出してみる
  • 「本当はこう思ってた」と小声で言ってみる

その「ちょっと」が、心をほぐす第一歩になります。

③ 「感じてもいい」と、自分に許可を出す

感情を閉じ込めてきた人ほど、「感じてはいけない」と思いがちです。
でも、どんな感情も“感じるだけなら、悪いことではない”ということを、
少しずつ自分に思い出させてあげましょう。

悲しんでもいい。怒ってもいい。
何も感じられない日があっても、それもOK。

その繰り返しが、心の筋肉を少しずつ柔らかくしてくれます。

感情の“リハビリ”を、誰かと一緒にやってみる

ひとりで感情を取り戻すことに不安があるとき、
信頼できる誰かにそばにいてもらうことは、大きな支えになります。

「ちゃんと話せるかわからないけど、聞いてほしい」
「感情ってなんだか怖いけど、向き合ってみたい」

そんな想いがある人にこそ知ってほしい場所があります。


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誰にも気を遣わずに、安心して“感じる練習”ができる。
そんな場所を、あなたのそばに。


💬 最後に

「感情を感じられない」と気づけたとき、
それは“心がもう一度、生きようとしているサイン”かもしれません。

あなたが自分の気持ちにやさしく耳を傾けられるように、
私たちはそっと、そばにいます。


「感じること」を取り戻す一歩を、ここから。
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