1. 安定志向に加え「貢献・金銭・成長」も重視される
2025年卒の学生は依然として「安定」を最も重視していますが、それだけではありません。
調査では「貢献」「金銭」「成長」もほぼ同水準で評価されており、安心+自己実現のバランスを求める傾向が鮮明になっています。
安定して働けるかどうかに加えて、
- 社会に役立つ実感があるか(貢献)
- 生活を支える十分な収入が得られるか(金銭)
- 自分がスキルアップできそうか(成長)
が、企業選びの大きな軸になっています。
2. 仕事内容・キャリア・働き方を「想像できるか」が鍵
学生が企業を選ぶ際の“決定打”として最も影響するのが、「やりたい仕事ができる」かどうか。
単に「職種」で選ぶのではなく、入社後に自分がどんなふうに働き、成長していくのかをイメージできるかどうかが大きなポイントです。
また、
- キャリアのステップ(配属後どうなるのか)
- 勤務地や働き方の柔軟性(転勤・リモートなど)
- 研修・育成制度の中身
なども、「自分に合う働き方か」を考える材料になっています。
3. オンライン+オフラインの“使い分け”がもはや必須
今の学生は、「情報収集はオンライン」「雰囲気理解はオフライン」というように、接点を用途別に選んでいます。
具体的には
- 合同説明会やセミナー → オンライン
- インターンシップや座談会 → オフライン
このように設計することで、学生の参加率・満足度の両方を高めることが可能になります。
4. スムーズな選考体験が志望度に直結
説明会の中身だけでなく、選考プロセスの丁寧さやスピード感も志望度を左右します。
学生は以下のような企業に魅力を感じやすい傾向があります
- 連絡が早い
- 対応が丁寧
- 応募後すぐに次のステップに進める
- 面接時に「自分を理解してくれている」と感じられる
“ちゃんと見てくれている”と感じられる体験が、志望度をグッと引き上げます。
5. 働きやすさ・社風の温かさも無視できない
近年、「社風が合うかどうか」を重視する学生が増えています。
特に、「オープンで温かい雰囲気」「フラットな人間関係」を求める声が目立ちます。
また、
- 勤務地の自由度(転勤なしの選択可)
- リモートワーク対応の柔軟性
- 上司との距離感、意見の通りやすさ
なども、学生が企業に惹かれる要素です。
6. 明日からできる採用広報のアップデート例
✅ 採用ページに「社員の1日」「キャリア年表」を追加
✅ オンラインイベントは20〜30分のライト版で頻度重視
✅ スピード対応用テンプレ+自動リマインド導入
✅ 社員×学生の「価値観トークイベント」を定期開催
✅ 柔軟な勤務制度(転勤有無選択制など)を明記
おわりに
2025年卒採用は、“説明する採用”から“共感される採用”への転換期です。
安定・やりがい・共感・柔軟性。
学生のリアルな価値観と照らし合わせて、「この会社で働く自分」をイメージさせることが、これからの勝ちパターンです。
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