【はじめに】
「会社の知名度はあるのに、母集団が集まらない」
「学生の反応が薄く、エントリーに至らない」
「採用広報の打ち手がマンネリ化してきた」
これは、中小企業だけでなく大手企業でも起きている悩みです。
かつては「社名=信頼」だった時代。しかし今は、“ブランド”より“共感”が重視される時代に変わりつつあります。
本記事では、採用広報で差がつく“共感ベース”の打ち手を5つご紹介し、
なぜ大手企業が苦戦するのか、どう巻き返すべきかを解説します。
【1. 大手企業が採用広報で苦戦する理由】
■ ① 画一的で無難なメッセージ設計
大手ゆえにコンプライアンスやブランド統制が厳しく、
結果的に「一般論」「ありきたり」な表現になりがちです。
⇒ 例:「チャレンジできる風土」「成長を支援します」
Z世代からすれば、「どこの会社も同じに見える」という印象に。
■ ② 発信が一方向(伝えるだけ)になっている
説明会やWebサイト、パンフレットなどで“一方的に”情報を提供するだけでは、
学生の本音や共感は得られません。
今は「対話型の採用広報」が主流。企業が“語る”だけでなく、
“聞く姿勢”や“つながりの設計”が求められています。
【2. 差がつく!採用広報の打ち手5選】
◆ 打ち手①:社員“個人”を軸にしたストーリーテリング
企業の顔は“社員”です。学生が知りたいのは、「どんな人が、どんな想いで働いているか」。
役職や部署に関係なく、“ひとりの物語”を丁寧に発信しましょう。
実践例
- noteやdramaticでの個人インタビュー連載
- 「就活生だった頃の話」「失敗から学んだこと」などのストーリー形式
- タイトル例:「新卒2年目が“辞めかけた”理由と、今もここにいる理由」
💡共感ポイント:“等身大の人間”として伝えることで、学生が「自分にもできそう」と思える。
◆ 打ち手②:Instagram・TikTokで“日常のリアル”を発信
“かっこいい採用動画”より、“スマホで撮ったゆるいオフィスの日常”のほうがエンゲージメントが高いことも。
Z世代は編集された表面より、裏側の“素”を信頼します。
実践例
- 社員同士の雑談動画、休憩時間の風景、会議前の準備風景など
- 「○○会社の1日密着」TikTokシリーズ
- ストーリー機能でオフィス紹介/社員Q&A
💡共感ポイント:キラキラしすぎない発信が、「ここで働く自分」を想像しやすくする。
◆ 打ち手③:“キャリア観”でつながる体験型イベント
従来型の会社説明会ではなく、学生と社員がキャリア観や価値観で対話できる場を作ることが重要です。
実践例
- 「人生の転機」や「なぜ今の会社に?」をテーマにしたキャリア対話イベント
- 価値観カードやワークショップを活用したマッチング体験
- 学生と社員が「働くって何だろう?」を語る対話型セッション
💡共感ポイント:肩書きではなく“人としての想い”でつながることで、志望動機の“根”が育つ。
◆ 打ち手④:学生と“共創”するコンテンツづくり
発信する側=企業、受け取る側=学生、という構造を脱し、一緒に発信する設計が有効です。
実践例
- 内定者と一緒に作る採用ブログや動画
- 学生ライターによるインタビュー記事
- 「就活生が聞きたい質問100選」など学生目線の発信
💡共感ポイント:“企業の目線”だけでは見えない視点を取り入れることで、説得力が倍増。
◆ 打ち手⑤:価値観でマッチングする新しい採用導線の活用
従来の採用広報では拾えない学生の“らしさ”を可視化できるサービスの導入も有効です。
たとえばDRAMATIC CAREERSのように、
- 学生が自分の価値観を軸に企業と出会える設計
- AIアバターによる自己PRで“人となり”が可視化
- イベントではなく“偶発的なつながり”からマッチングが生まれる
💡共感ポイント:表面的な情報ではなく、“人”同士の相性を大事にする企業として伝わる。
【まとめ:採用広報の勝敗は“共感設計力”で決まる】
これからの採用広報は、“いかに上手く伝えるか”ではなく、
“いかに本気で共感を設計するか”にかかっています。
- 「理念」ではなく「社員の物語」を語る
- 「会社の強み」ではなく「学生との接点」をつくる
- 「SNS映え」ではなく「日常のリアル」を届ける
Z世代に選ばれる企業になるには、“感情を動かす採用広報”が不可欠です。
【共感を生む採用広報、はじめませんか?】
DRAMATIC CAREERSでは、「学生の価値観や本音に寄り添う採用」を支援するために、共感設計に基づいたマッチング・イベント・PR設計を提供しています。
大手・中小問わず、“想いでつながる採用”にご興味のある方は、ぜひサービス資料をご覧ください。
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