――頑張る人ほど抱える、静かな孤独
「最近どう?元気にしてる?」
「うん、大丈夫。元気だよ。」
そんなふうに答えているあなたは、本当に“元気”だろうか。
もしかしたら、心のどこかで「ほんとはしんどい」と思っていないだろうか。
なぜ、しんどいと言えないのか
「しんどい」と口にすることは、実はとても勇気のいることです。
特に、真面目で責任感が強くて、人の期待に応えようとするタイプの人ほど、
「弱音を吐いたら迷惑をかけるんじゃないか」
「こんなことで悩むなんて、自分が甘えているだけなんじゃないか」
と、自分の気持ちにフタをしてしまいます。
周囲から見れば「しっかりしてる人」「頼れる人」。
でも、本人の中では、誰にも見せられない孤独が静かに積もっていく。
「誰にも言えないまま、今日も笑ってる」
そんな日々を続けていると、心は少しずつ、でも確実にすり減っていきます。
頑張ってる人ほど、孤独になりやすい
矛盾しているように思えるかもしれませんが、
“頑張れる人”ほど、実は孤独になりやすいものです。
・自分のことは後回し
・頼まれると断れない
・完璧にやらないと気が済まない
そういう姿勢は、周囲からの信頼を得る一方で、
「この人は大丈夫だろう」と思われて、誰も声をかけてくれなくなることも。
「頼れる誰か」でいることに慣れすぎて、「頼ること」を忘れてしまう。
気づけば、自分の気持ちを誰にも話せず、心の中で「助けて」と叫んでいる。
でもその声は、誰にも届かない。
「しんどい」は、SOSのサイン
「しんどい」と感じるとき、心はあなたにSOSを出しているのです。
体が風邪をひいたときに熱が出るように、心もしんどさで信号を送っている。
そのサインを無視し続けると、やがて心は声を上げることすらできなくなってしまいます。
「大丈夫」と言い続けるのは、強さではありません。
本当の強さとは、「しんどい」と言える勇気を持つことです。
「しんどい」と言っていい場所、ありますか?
私たちは日々、いろんな役割を演じながら生きています。
職場では“頼れる上司”であり、家では“優しい親”であり、SNSでは“ポジティブな自分”。
でもそのどれもが“演じる自分”で、
「本音の自分」を出せる場所が、意外とどこにもないと気づく瞬間がある。
もしあなたが今、「しんどい」と言える相手がいないなら、
それはあなたが弱いからではなく、環境のせいかもしれません。
大切なのは、「しんどい」と言っても大丈夫な場所をつくること。
心を預けてもいい場所を、自分に許すこと。
カウンセリングは、話すための場所じゃなく、“放す”場所
「カウンセリングって、病んでる人が行くところでしょ?」
そう思っている人は、まだ多いかもしれません。
でも、実際のカウンセリングはもっと日常的で、誰にでも必要な場所です。
・誰かに否定されずに話を聞いてもらいたい
・なんとなく心が重いけど、理由がわからない
・ただ、自分の気持ちを整理したい
そうした、名前のつかない“しんどさ”を抱えた人が、安心して心を「放せる」場所。
カウンセラーはあなたの話を遮りません。評価もしません。
ただ静かに耳を傾け、言葉にできない想いを一緒にたぐり寄せてくれる存在です。
“話す”ことで、心は軽くなる
誰かに話すことは、自分を解放すること。
口に出してみることで、「思っていたより大したことじゃないかもしれない」と気づけることもあります。
逆に、「こんなに苦しかったんだ」とやっと理解できることもある。
それが“整理”であり、“前進”なのです。
最後に:あなたは、ひとりじゃない
もし今、誰にも言えないしんどさを抱えているなら、
まずは「しんどい」と心の中でつぶやくだけでもいい。
そして、少しでも「誰かに話してみたい」と思ったら、
その気持ちに正直になってみてください。
それは、あなたが弱くなった証ではなく、強くなろうとしている証だから。
👉 しんどいを、ひとりで抱え込まないために。
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・誰にも言えないことも、否定せずに聴きます
