■ 「自分が好きになれない」から抜け出したいあなたへ
- 人と比べてばかりで疲れる
- 小さな失敗でもずっと引きずってしまう
- ほめられても「そんなことない」と否定してしまう
そんなふうに感じることが多い人は、自己肯定感が下がっているサインかもしれません。
でも、安心してください。
自己肯定感は「生まれつき」ではなく、「育てていくもの」なんです。
■ そもそも、自己肯定感ってなに?
自己肯定感とは、「ありのままの自分を受け入れる感覚」のこと。
- 成果が出ていなくても
- 他人より劣っていると感じても
- 誰かに認められなくても
「今の自分でもいい」「それでも私は私」と思える力のことです。
だからこそ、自己肯定感が低いと、生きづらさやストレスが強くなってしまうのです。
■ 自己肯定感が低くなる原因とは?
● 幼少期の経験や家庭環境
常に「もっと頑張れ」「失敗するな」と言われて育った人は、自分の価値を感じにくくなります。
● 過度な自己批判や完璧主義
「こうあるべき」「もっとやれたはず」と自分に厳しすぎる人ほど、肯定感が削られやすくなります。
● SNSや他人との比較
誰かの“うまくいっている部分”ばかり見て、自分を否定するクセがつくことも原因のひとつです。
■ 自分を受け入れるためにできる5つのこと
【1】「できたことリスト」を毎日書く
日記感覚でいいので、その日に自分ができたことを3つ書き出してみましょう。
- ちゃんと起きられた
- メールを返せた
- 電車に乗れた
どんなに小さなことでも、「できた自分」を毎日積み重ねることで、“自己否定のクセ”を上書きしていけます。
【2】「自分に優しい言葉」を使う練習をする
- 「なんでこんなこともできないの」→「今日もよくがんばってるよ」
- 「私なんて」→「私なりによくやってる」
普段、誰よりも自分が自分を傷つけていることに気づいていますか?
言葉は心の栄養です。
使う言葉を変えるだけで、心の状態は変わり始めます。
【3】完璧を求めず「60点でもOK」にする
- 「100点じゃないと意味がない」
- 「うまくやらなきゃ価値がない」
そんな完璧主義が自己肯定感を削ってしまいます。
60点で合格。やれただけでも十分。
そんな“ゆるさ”を自分に許してあげましょう。
【4】「他人との比較」をやめる
SNSで誰かの活躍を見たとき、「私ってなんでダメなんだろう」と落ち込む。
それ、他人のフィルター越しの一部と、あなたの現実を比べているだけです。
比較すべきは「昨日の自分」。
自分のペースで、少しずつで大丈夫です。
【5】カウンセリングで「自分の声」を聞く
自己肯定感を育てるうえでとても大切なのが、「自分の本音に気づくこと」です。
でも、自分ひとりでは難しいときもありますよね。
そんなときは、カウンセラーとの対話がとても有効です。
Hanasuでは、「自分なんて」「私には無理」と思い込んでしまう背景にある思考のクセや、自己否定の根っこを一緒に見つめ、少しずつ言葉を変えていくお手伝いをしています。
■ 「自分を好きになる」ことはゴールじゃない
自己肯定感というと、「自分を好きにならなきゃ」と思いがちですが、
本当に大切なのは、好きじゃなくても“自分を受け入れる”ことです。
- 完璧じゃなくてもいい
- 嫌いな部分があってもいい
- 今ここにいる自分を、否定しない
それだけで、あなたはもう十分「自分らしく」生きています。
■ 最後に:あなたは、あなたのままで大丈夫
「もっと自分に自信が持てたら」
「人にどう思われても揺らがない自分になりたい」
そんな願いがあるなら、まずは“自分を味方にする”ことから始めてみませんか?
あなたの中には、ちゃんと「肯定できる部分」があります。
それに、誰だって完璧じゃないからこそ、愛される存在なのです。
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