■「本当はどうしたいの?」と聞かれて、黙ってしまう
「最近、なんだかモヤモヤするけど理由がわからない」
「誰かに相談したいけど、自分でもどう感じているのか説明できない」
「とりあえず笑っているけど、心の中が空っぽな感じがする」
こうした“気持ちがわからない状態”は、誰にでも起こりうる心のサインです。
それは「感情が鈍くなっている」「自己理解が一時的に難しくなっている」状態とも言えます。
■「気持ちがわからない」理由とは?
① 感情を抑えて生きてきた
- 「泣いたら迷惑だ」
- 「怒っちゃダメ」
- 「わがまま言っちゃいけない」
そんなふうに自分の感情にブレーキをかけてきた人ほど、
“感じる力”が鈍くなることがあります。
② 思考で感情を押しつぶしている
「こんなことで悩むなんて、自分は弱い」
「落ち込むのは甘えだ」
そうやって“考え”で“感じ”を押し込める癖があると、
感情が感じられなくなり、結果的に「気持ちがわからない」状態になってしまいます。
③ 忙しさで“自分”と向き合う時間がない
毎日やることに追われて、
立ち止まって“自分の心”を見る余裕がない人も多いはず。
気づけば、「最近自分がどう思ってるのかすら、わからない」。
それは、心が「ちょっと立ち止まって」とサインを出しているのかもしれません。
■ 気持ちを取り戻す3つのステップ
【ステップ1】「感じる」ことを許す
まずは、“こう感じていい”という許可を自分に出すことから。
- 泣きたいなら泣いていい
- イライラしても大丈夫
- 意味がわからなくても、とにかくモヤモヤしている
正しさより“感じる”ことが優先です。
「感情に名前をつける」のではなく、
「ただ感じてみる」ことから再スタートしましょう。
【ステップ2】小さな「言葉」を拾う
いきなり「本音を言語化する」のは難しいもの。
まずは、心に浮かんだ些細なことを“単語レベル”でメモしてみてください。
- 「重い」
- 「疲れた」
- 「さびしい」
- 「ふぅ…」
- 「もうやだ」
こうした“ぼやき”にこそ、今のあなたの感情が詰まっています。
【ステップ3】「誰かに話す」で気持ちが浮かび上がる
不思議なことに、自分の気持ちは“誰かに話す”ことで初めて見えてくることが多いのです。
- 「話してみて初めて気づいた」
- 「こんなふうに感じてたんだと驚いた」
そうした経験が、感情を“流れ”として取り戻す大きな一歩になります。
■ 気持ちがわからないときにやってはいけないこと
× 無理に“ポジティブ”になろうとする
「前向きに考えなきゃ」と思ってしまうことは逆効果なときも。
感情には、良いも悪いもありません。今あるものをそのまま認めることが、癒しのスタートです。
× 他人と比較してしまう
「もっと辛い人だっている」
「自分なんてまだマシ」
そうやって比較すればするほど、“自分の気持ち”から遠ざかってしまいます。
× ひとりで抱え込みすぎる
自分で考えても答えが出ないときは、人の力を借りることも“自立”の一つの形です。
それは“弱さ”ではなく、“勇気ある選択”です。
■ Hanasuのカウンセリングでできること
Hanasuのオンラインカウンセリングでは、
「自分の気持ちがよくわからない」「何が悩みなのか整理できない」
という状態から、ゆっくりと心の輪郭を取り戻すサポートを行っています。
- 自分の言葉で語れるようになる
- 抑えていた感情に気づける
- 本当はどうしたいのかが見えてくる
話すことで、心の中の「もや」がほどけていく。
そんな実感を、あなたにも体験してほしいと私たちは思っています。
■ まとめ:「わからない」は、心からのメッセージ
「自分の気持ちがわからない」状態は、
あなたの心が「そろそろ向き合ってほしい」とサインを出している証です。
焦らなくて大丈夫。
まずは“感じることを許す”ことから始めてみませんか?
👉 自分の気持ちがわからないあなたへ。誰かに話すことで、心が見えてくる
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