「せっかくの休みなのに、また何もしなかった……」

カレンダーを見て楽しみにしていたはずの休み。
やりたいことリストも作っていたのに、気づけばベッドから出られず、ダラダラとスマホを見て1日が終わってしまった――。

「自分は怠け者だ」「時間を無駄にしてしまった」
そんな自己嫌悪におちいって、「やる気が出ない自分が嫌い」と感じたこと、ありませんか?


まず伝えたいのは、「何もしない日があってもいい」ということ

1日何もできなかった=価値がない、ではない

休みの日に行動できないと、「社会人失格」「時間の使い方が下手」など、自分に厳しい評価をしてしまう人が多くいます。
でも、心と体には“回復”が必要なときがあるんです。

実は、「何もやる気が起きない」状態は、エネルギー不足やストレス蓄積のサインかもしれません。
責める前に、「自分は疲れていたのかもしれない」と優しく認めてあげることが大切です。


やる気が出ない原因とは? ― 心理的な理由を知る

1. 完璧主義がブレーキになっている

「ちゃんとやらなきゃ意味がない」という思い込みが、かえって行動を止めてしまうケースはよくあります。
たとえば、「掃除するなら完璧にやらないと意味がない」と思うと、始めるのが億劫になってしまうのです。

2. 日常のストレスが積み重なっている

仕事や人間関係で、気づかないうちに心のエネルギーが消耗していると、休みの日に動けなくなることも。

3. 「休むこと=悪いこと」という思考のクセ

「やる気が出ない=ダメなこと」と無意識に考えてしまうのも、自己否定につながる要因です。
まずは、やる気が出ない日があるのは人間として自然なことだと受け入れることから始めましょう。


自己嫌悪に陥ったときの3つの対処法

1. 「小さな行動」を1つだけやってみる

やる気が出ないときは、“とても小さなこと”を1つだけやるのがおすすめです。

  • ベッドから出て顔を洗う
  • お気に入りの音楽を1曲だけ聴く
  • カーテンを開けて太陽の光を浴びる

これだけでも、脳と心に「行動した」という実感が生まれ、自己肯定感が少しずつ回復します。


2. 「自分を責める声」に名前をつけてみる

自己否定の声が頭の中に浮かんできたときは、それに「名前」をつけて距離を置いてみましょう。

たとえば、「また“完璧主義さん”が出てきたな」と声に出すと、不思議と冷静になれます。
認知行動療法でも用いられるテクニックです。


3. 「休む練習」もスキルのひとつだと捉える

現代は「頑張ること」が評価されやすい社会ですが、“休む力”も生きるための大事なスキルです。
むしろ、休むことで次のパフォーマンスが高まると、多くの研究で示されています。


「やる気が出ない」自分も、人生の一部として受け入れていい

休みの日に動けなかった。
でも、それはあなたが怠けているわけでも、価値がないわけでもありません。
心と体が、静かに回復を求めていたのかもしれないんです。

自分を責めすぎず、「そういう日もある」と、ひと呼吸おいてみましょう。


一人で抱えない選択を

どうしても繰り返してしまう「自己否定」や「無気力感」。
それが長引くと、「自分なんて生きてても…」という思考につながることもあります。

そんなときは、誰かに話すことで心が軽くなることもあります。
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