「優しくしてるのに、なぜか損してばかり」そう感じたことはありませんか?
- 頼まれたら断れない
- 周囲に気を遣いすぎて、いつも自分が我慢してしまう
- 助けたはずなのに、感謝されるどころか利用されている気がする
「優しすぎる性格がしんどい」「いい人すぎて疲れる」と検索したことがある方は、
あなたのやさしさが、時に“仇”のように感じられてしまう経験があるのではないでしょうか。
「やさしさが仇になる」と感じる理由とは?
■ 1. 自分より他人を優先しすぎてしまうから
やさしい人ほど、自分の感情よりも相手の気持ちを優先しがちです。
「傷つけたくない」「嫌われたくない」——その思いが強くなると、自分の本音を抑えてしまうようになります。
結果として、無理をしてしまったり、自分を犠牲にしてしまうことに。
■ 2. 「優しさ」が当たり前だと思われるから
最初は感謝されていたやさしさも、続けていくと当たり前と思われるようになることがあります。
気がつけば、「あの人ならやってくれる」と期待だけが膨らみ、感謝や敬意を失った関係性になってしまうことも。
■ 3. 断れない性格につけこまれるから
やさしさと“NOが言えないこと”は似て非なるもの。
「断ると嫌われるかも」という不安から断れないままでいると、境界線を守れないまま、都合のいい人になってしまう危険もあります。
やさしさに限界を感じたあなたに伝えたいこと
あなたの中のやさしさは、本来とても尊く価値あるものです。
ただ、それは「誰にでも、どんなときでも使わなければいけない」ものではありません。
やさしさは、選んでいいものです。
心がすり減ってまで差し出すものではないのです。
「やさしさが仇になる」ときの心の守り方5選
① 「やさしさ」と「自己犠牲」を分けて考える
やさしさは、自分を大切にした上で相手に向けるものです。
もし、自分が我慢しないと成り立たない関係なら、それはやさしさではなく“自己犠牲”。
「これはやさしさ? それとも無理してる?」と、一度立ち止まって見直してみましょう。
② 「いい人」でいようとする自分を許す
「頼られたい」「嫌われたくない」「いい人だと思われたい」
そう思うのは、誰しもが持つ自然な感情です。
でも、その期待に応え続けて疲れているなら、“いい人”をお休みしても大丈夫。
本当のやさしさは、自分の内側を満たすことから始まります。
③ 優しさの“矢印”を自分にも向ける
やさしい人ほど、他人にばかり気を配ってしまいがちです。
そのやさしさの一部を、自分自身にも向けてあげましょう。
- 疲れてる自分に「おつかれさま」
- 我慢した自分に「よく頑張ったね」
- 本音を押し込めた自分に「つらかったね」
そうやって、自分の心をいたわることも、立派なセルフケアです。
④ 境界線(バウンダリー)を引く練習をする
やさしさを長く続けるためにも、「ここから先はNO」と言える境界線が必要です。
- 無理な頼みには「今はできません」と断る
- 感情的に巻き込んでくる人からは距離を置く
- 自分の時間や体力を最優先にする
これは冷たいのではなく、自分を守る大切な行動です。
⑤ 信頼できる人に“話す”ことで心をゆるめる
「もうやさしくするのがつらい」
「がんばるのに、報われていない気がする」
そんな気持ちは、誰かに話すだけでもラクになることがあります。
「優しすぎる自分」を責める前に
あなたがやさしくしすぎてしまうのは、本当に心がやさしい人だからです。
でも、それはすべての人に無限に使う必要はありません。
ときには「自分にやさしくある」ことが、
本当に大切なやさしさのカタチなのかもしれません。
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まとめ:やさしさを、ちゃんと自分にも向けていい
やさしさは、あなたの魅力であり強さです。
けれど、誰かのために尽くしすぎて、自分が壊れてしまっては本末転倒。
やさしさを“仇”にしないために、
「そのやさしさ、今の自分にも向けられているかな?」
と、ときどき立ち止まってみてください。
あなたのやさしさが、あなた自身を傷つけないように。
そのためにできる“心の守り方”、ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。
